前回のブログ更新からかなりの時間が経ってしまいました…
今回施工のおクルマは新車スバル フォレスター。
こちらのオーナー様は私がお世話になっている方で、
「一度研磨を試してみたい!」とのことでご依頼いただきました。
実はこちらのおクルマは2週間前にも1度入庫しており、
極艶ビューティフルコートを施工してあります。
「コーティング無しで走りたくない!」とのオーナー様たっての希望です。
こんな短期間にコーティングを2回も施工するのは初めてですね。
ちなみに2週間前の姿はというと…
ディーラーさんに届いたときにはすでにこの状態だったようです。
新車なのにこんなに汚れているの?と驚かれる方も多いのではないでしょうか。
この時の汚れは前回のコーティングの際に綺麗にしていますので、
まずはその上に付着した汚れをケミカルで落とす作業から進めます。
洗浄中↓。
わずか2週間ですがプツプツと白く水シミに反応しています。
洗浄後↓。
ケミカルでの洗浄作業が完了したら研磨作業に移ります。
今回の研磨は「軽研磨」で新車特有の「もやり」を除去することが主な目的です。
研磨用のスポットライトがぼんやりしていて、光が楕円に広がっています。これが「もやり」ですね。
研磨前↓。
「もやり」が除去されるとスポットライトがくっきりと見えるようになり、
塗装本来の美しさが引き出されます。
研磨後↓。
研磨前↓。
乗り降りする際に体が当たってしまう部分には少しキズがありますが、
もやりを除去する過程でごく浅いキズも除去されます。
研磨後↓。
フロントバンパーのスポットライト周辺に
もやりとは違った光の帯が見えますが、
これは製造時の塗装修正の痕跡ですね。
うっすらと磨き目が見えている状態です。
こちらもきっちり除去します。
研磨前↓。
研磨後↓。
これも先ほどと同様の塗装修正の痕跡で
白みが濃く見えるので少し磨き目が深いですが、
キレイに研磨します。
研磨前↓。
細かい部分ですがきっちり仕上げていきます。
研磨後↓。
研磨工程が終わると、研磨の粉が全体に付着していますので、
洗浄を行ったのちに3工程のグロスアーマーを施工していきます。
おクルマをご覧になったオーナー様からは
「こんなにブラックシリカがはっきり見えたのは初めて!外に出したくない!」
と喜んでくださいました。
オーナー様は以前も同じ色のおクルマに乗られていたので、
そう言っていただけると私も嬉しいです。